就活支援ノウハウを社員教育/社内の仕組みつくり/クリエイティブ組織作りに活かす話

社会活動で行った就活支援で培ったノウハウを社員教育や若手社員が辞めない仕組み作りやクリエイティブ組織作りに活かした話

なぜ、決めたことを続けられないのか? ルールを守らなくなる社員にしてしまう6つの理由

なぜ、決めたことを続けられないのか?
経営者だけでなくサラリーマンだって
一度は考え込んだ経験があると思います。

 

実は、私も考え込みました。
で、いろいろネットサーフィンしたものから
整理してみました。

 

引用したものを以下にまとめます。

 

【4つの「ない」】

まずはどれに自分たちが当てはまるかを判断していただきたい。

1.「時間がない」
2.「重要ではない」
3.「やり方がわからない」
4.「変わりたくない」

1.時間がない への処方
ピーター・ドラッカーは「計画を立てるより前に、時間を確保せよ」と著書「マネジメント」の中で述べた。
より優先度の低いことをすて、優先度の高いことに必要な時間を確保してから始める。

2.「重要ではない」への処方
重要性を認識するためには、「インセンティブを用意する」ことだ。
一般的に社長の「本気度」は、社員は「投資した金額」で判断する。
掛け声で終わらせないためには、お金をかけることも必要だ。

3.「やり方がわからない」 への処方
難しすぎる場合は、マニュアルを作成したり、
他社の情報を与えたりするなど、行動への敷居を低くすることが重要である。

4.「変わりたくない」 への処方
ちょっとしたことであってもルーチンを変化させるためには納得感が必要となる。
そして、納得感をもってもらうためにもっとも重要なのが、「成功事例」だ。
まずはある小さい部署、リーダーが乗り気の部署などでスモールスタートし、変化が起き、
うまく行った時点で範囲を拡大することが定石だ。
これは、世の中一般にも拡大でき、「イノベーター理論」という名で知られる。

 

処方まで整理してあって、素晴らしいですね!
的を得ていると思います。

 

【なぜ決めたことが続かないのか?】

 

罰則がないものは、自然と消えて行く。
やらなくてもお咎めなし。
それに厳しいチェックが入らないのなら、
まぁ大丈夫だろうということになります。

大手企業と中小企業の違いはここにあります。

大手企業では決められたことは必ずルール通りに実施し、成果を確認します。
その成果から判断して、今後継続するのかどうかを決めます。
あやふやな状態のものはありません。
また必ず書面で報告書を挙げることが義務付けられています。

中小企業でもまず書面で企画書を提出させるべきです。
終わったものに対しては提出期間を決めて出させることです。

口頭だけでやるのやらないと言っていても前に進みません。
書いたものを残して下さい。
それと責任者、推進者を明確にすることです。


決め事を作れないから、会社の集団が烏合の集団になるし、
決め事を守らないから、業績のご褒美は訪れないのである。
守らせる躾方法は2種類ある。
『守らせる人を創る事』と『守らせるシステムを創る事』

 

最後の一言。グサッと刺さりますね。
企画書⇒報告書の流れ。これも大切だなーと思った次第です。

 

【「会社が決めたことに参加しない社員の対処法と注意点」】

 

基本ですが、なぜ参加しないのか理由を聞きます。

思わぬところに不満を感じている場合もありますので、
しっかりと思っていることを聞き出すのがポイントです。

もし不満が理由の場合、
不満に耳を傾けて社員の気持ちを理解してあげることが大切です。

 

手間かもしれないけれど
こうした気配りが大切だなーと再認識しました。
トップダウンに、こうした気配りを加えるといいのかも。と思いました。

 

【どうして、こんな社員になってしまったのか】
おそらく、入社時から「会社のルールなんて守るもんか」
と歪んだ社員ではなかったはずです。

何かしらの原因があり
ルールを守らなくなったと考えています。

ルールを守らなくなる社員にしてしまう6つの理由

私は
・思い付きの行動や指示
・気分屋
・すぐ怒鳴る
・デリカシーがない
・配慮が足りない
・ウソ(入社前と後で言っていることが違う)
という6つの理由があると考えています。

実はこれ。
辞めた社員の声を集めると、これらに集約されます。

別に今の会社だけじゃなく、前の会社とか、就活支援して転職した方の話まで含めた声の集約です。

なぜ、決めたことを続けられないのか?
それは、会社が「正しいこと」をしてこなかったからだと言えます。

社員のモチベーションを上げるには?
と多くの企業が悩み、巨額の投資をしているかと思いますが
そんなことをするまえに
「正しいこと」をしてみたらどうでしょうか