就活支援ノウハウを社員教育/社内の仕組みつくり/クリエイティブ組織作りに活かす話

社会活動で行った就活支援で培ったノウハウを社員教育や若手社員が辞めない仕組み作りやクリエイティブ組織作りに活かした話

場のデザインの影響

今日、とある大学に行って、インターン参加募集プレゼンをしてきました。

 

その後、2時間くらい、お話しました。学生も交えて。

 

「キャリアセンターと学生の距離感が、すごく遠くなった」
「学生同士もブロック化(特定の人としか関わらない)を感じる」
という現場の話を聞いたので、シェアします。

 

 

以前は、いろんな研究室に訪れやすかったし、
自然とコースを超えた学生同士の交流や
就活や課題で困った後輩を先輩が声掛けして支援する
という光景をよく目にしたそうです。

 

大学っぽいな!
素晴らしいな!
って思いますよね。

 

しかしながら、
今では、同学年の交流すら上辺のものになっており、
結果、
キャリアセンターの方が「3年生は、ほとんど訪問者がなくなった」
インターンの説明会。ほとんど参加者がいなくて開催中止にしている」

という状況が起きるようになってしまった。

 

 

なぜ、そうなったのか?

 

いろいろ話を聞いていると、
どうやら、場のデザインが変わったことが影響しているようです。

 

・いろんな学生が集まりやすいスペース
・ちょっと覗いてみようかな。と気軽に入りやすい研究室入口

 

だったのが、

 

・周りから、人がいるかどうかわかりにくい「学生が集まるスペース」
・関係者以外は入りにくい「鍵がかかった研究室入口」
になってしまったとのこと。

 

場のデザインって、重要だな。
って実感した出来事でした。

 

場のデザインだけじゃなく、
こうした立場の異なる人との交流の大切さ・効果
という視点で考えると
自社の職場や少年野球チームなどにも活かせる話だと思いました。

働きやすく生産性の高い企業シンポジウムに参加した

先日、働きやすく生産性の高い企業・職場表彰にエントリーした話をしましたが
その表彰とシンポジウムに参加し、受賞企業の実例と佐々木常夫氏の講演を聞いてきました。
(自社は表彰を受けていません)

 

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受賞企業の取組は多様でしたが
「働きやすく生産性の高い企業」は
『社員が働きやすくなるよう●●な活動をして、ハイクオリティあるいはユニークな●●を産み出している』
という文章にまとめることができるなー。という発見をしました。

 

ポイントは
『社員が働きやすくなるよう●●な活動をして』
が先にあることです。

 

 

佐々木常夫氏の講演は、
『管理職になって、早く帰っても出世する方法』
という話でした。

 

残業が多くて・・・と思っている方にとっては
痛いかもしれませんが、気づきを得られると思います。
聞きたいですか?

 

ほとんどは、
部下を定時に帰す仕事術 [ 佐々木常夫 ]
に掲載されているそうです。

 

佐々木常夫氏の話は、ムダがない。
ムダが嫌いなのでしょうね。
ムダがないと「わかりやすい」

 

そう感じた講演でした。

 

・ビジネスは予測のゲーム
・仕事の成果と長時間労働は関係ない
タイムマネジメントは仕事の基本。時間ではなく「仕事の管理」である
・最も大切なことをつかむ

こんなところが、気になったキーワードです。

 

そんなムダを嫌う佐々木常夫氏が実践する
コミュニケーション手法は参考になりましたね。
ポイントは、プライベートと『漏らさない情報』
これは参考になりました。
以後、実践したいと思います。

大企業人集め戦略の効果と中小企業が取るべき行動

昨日、自社に中小企業経営者が来社され、
私の方で、
「採用につながるユニークな社内取組」
と題して、話す機会をいただきました。

 

資料を作っている中、
「学生が就職先企業を選ぶ際に、重視する項目が変わってきた」
という記事とデータを目にしました。

 

2011年に比べ
給与・休暇・残業少を重視(平均15ポイント上昇)し
仕事内容の魅力を軽視(なんと25ポイント下降)する傾向にあるようです。

 

これは、
大企業と政府が進めてきたであろう広告・報道を利用した
「大企業に良い人材を集めるイメージ戦略」の効果でしょう。

 

仕事のやりがい重視
給与・休暇・残業対策が困難な中小企業には
厳しい採用環境と言わざるを得ません。

 

実感値として、
中小企業に対する人気下降は
先のポイント以上であると感じています。

 

 

じゃ、ニーズに合わせて
給与・休みを増やすの?
というのは、ちょっと違う気がします。

 

ポイントが下がったとはいえ、
中小企業を希望する学生はいるわけです。

 

大手就活サイトに頼りっきりにしたり
外注に頼りっきりにしたり
小手先のウソや幻想で引き寄せたりせず

 

プライドをしっかり持って
正しい努力をし
正しい挑戦をし
正しい行動をすれば
結果は得られると思います。

 

 

スターウォーズと新人教育

スターウォーズ1~6を一気に見ました。
学生以来のことです。

 

この歳で見たせいか「社員教育」目線で、どーしても見えてしまいます。

 

【オビワン・ケノービの教育失敗】
オビワン・ケノービは、アナキン・スカイウォーカーの育成に失敗した。
ダース・ベイダーになってしまったから。。。

 

オビワン・ケノービは、正論を貫き通す教育をしていた。

 

結果、アナキン・スカイウォーカーは、愛と保守(守る姿勢)を優先したため、オビワンの正論に対立したため、隙を作り、暗黒面に心を塗られた。

 

これって、会社でもあることじゃないだろうか?

 

 

【マスター・ヨーダの教育条件】
マスター・ヨーダは、ルーク・スカイウォーカーからの
ジェダイ修行依頼を、最初は拒否していた。

 

「遅すぎだ」というのが理由。

 

つまり、ジェダイの思想を叩きこむのは、子供の「まっさら」な状態じゃないと無理。ということ。

 

社員教育って、本当に大変だということを示している。

 

結果、ルーク・スカイウォーカーは、
自身の中に憎しみが存在することを認め、だからこそ暗黒面に染まらなかった。

 

これが最適解なのだろうか?

 

 

正論ばかりだと、隙を作り、暗黒面に染まる。
一度染まると戻らない。
そう、白は黒になるが、黒は白にならないのだ。

 

過去を振り返らない近況報告

過去を振り返らない近況報告というものをやってみます。
最近、吉岡は何をしているんだろう?
と思われた方のみ、ご覧ください。

 

過去を振り返らない⇒変わらず布袋ファンであります(笑)

 

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【仕事】
協同工芸社に入って無事1年が経ちました。

 

・製品開発
会社から「これ作って」と言われたものを、まず開発します。
に加えて。。。
新ブランド設立というものをチャレンジします。
ただいま、絶賛仕込み中です(笑)

 

その流れで、100のチャレンジをしようと思ってます。⇒作りすぎ?
さらに、作ったものを、自身初チャレンジとなる形式で発信

 

いやいや、千三つ(せんみつ)と言われる製品開発のヒット率の「あるある」からすると
少ないです。
しかしながら、3つくらいは当たるでしょう(期待)

 

・研究
e-Rad(府省共通研究開発管理システム)に無事登録となった私ですが。。。
千葉大学との共同研究では、
世の中にないもの
おもしれー作ってみたい!
と思えるものが生み出される予定です。(あと2-3年かかるかな?)

 

できれば、もう1つ2つ共同研究したいな。ってネタがあるのですが
これは、「できたら」という形で。

 

・採用
昨年に引き続き採用活動(自社紹介を200回くらいするでしょう)をやりつつも
新たなメッセージ作りと会社概要のリニューアル。
学生の目に留まるものを作りたいですね。
できることなら、先進的企業のWEB戦術も実行したい。

 

さらに、インターンの新設計

 

・プロジェクト
昨年に引き続き、アノ賞をもらうためのプロジェクトをリトライしつつ
学生が喜び、採用につながり、ブランディングにもなるプロジェクトをスタート(絶賛仕込み中)

 

・大学での漫談(授業)
昨年と同じくらいの10校くらいで話すのと
PBL講座を受け持つのと、
それに加えてアルファベット3文字の新たな講座も受け持ちます。⇒これ、ちょっと楽しみです。

 

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まだやるの?って思いました?
まだ、仕事あります(笑)
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補助金申請
昨年は、千葉市ともの補助で採択されましたが(スキルアップ!)
今年はさらに上を!⇒これできたら、給料3ランクアップ??(期待)

 

・社内改善
社員教育の全面リニューアルに始まり
業務効率化(工場だけじゃなく色んな部署のマニュアル整備)
不満をふるいにかけ、空気清浄機に通してクリアにする
人事考課制度の新設
Idea-Labによる問題解決・社員知識向上

 

これらの改善は、
イデア思考・クリエイティブ思考の手法により実行

 

以上が仕事(まだあったかも)

 

ほんと、いろいろありますが
「若者とクリエイティブ組織を作る!」
という入社当時のブレないコンセプトに加え

 

「デザインものづくりで世の中を変える」
「友人や家族に自慢できる会社づくり」
という新たなコンセプトが出てきております。

 

【社会活動】
・わかちば
就活支援5年目を継続しつつも(新たな大学開拓も)
就活に悩む学生が減った時代に合ったキャリア支援の検討

 

・キャリアバル
・TOPGUN
東邦大学での非常勤講師(おかげさまで3年目!)
東京情報大学神田外語大学でのキャリア授業受託

 

に続き、活動全体の再構築と
『離職抑制となる新企画』の実行⇒これ、数人にアイデア話したら「いいね」と言ってもらえているので、まずはやってみたい!!
より良い採用と社員教育について考えるフューチャーセンターもやりたい。

 

でも、何より今年は
これまで出会い社会に巣立った方々のフォローをしっかりやることを重視。

 

【子供】
・少年野球⇒あと2年。

 

とまあ、
解き放ち過ぎじゃない?ってくらい、
チャレンジ満載の今日この頃です。(笑)

休暇ないですね。ありがとうございます!

 

ここまでチャレンジさせていただける会社と
地道な仕事をしてくれている社員のおかげでチャレンジできることに
感謝です。

 

だから、昨今の日本を骨抜きにする某国の戦略に則った
働き過ぎNGの過剰メディア拡散は勘弁願いたいです。

 

 

ということで、
「吉岡らしいな」って思っていただければ幸いです。
まあ、ボチボチやってますので
今年もよろしくお願いします!!!

 

私も頑張るので、
みんなで頑張りましょう!

 

特に、わかちば。卒業生のみんな!

『今日より明日!』

『最新の自分が最高の自分』

を目指そう!

 

 

で。
何人分くらい仕事してますかね?

【書類作成】働きやすい職場

「働きやすく生産性の高い企業」
と聞いて、
ほーいいなー。と思わない経営者は
いないでしょう。
思わない経営者は、アノ方くらいでしょうか(笑)

 

ということで、
働きやすく生産性の高い企業・職場表彰
という厚生労働省の表彰制度にエントリーする書類を作成しました。

 

書類作成において、
主催者が何を求めているのか?をまず調べるのは基本ですよね。

 

私が調査した結果
「働きやすい・働きがいのある職場づくりサイト」
という厚生労働省のページに出会いました。

 

http://www.mhlw.go.jp/chushoukigyou_kaizen/

 

そのサイトで
相当な予算を組んで調査したであろう
308ページにも及ぶ報告書が見つかりました。(当然、全部読みませんが・・・)

 

そこには、
働きがい・働きやすさ
の向上に効果がある雇用管理制度が書かれていました。

 

つまり、
会社がどんな施策をすれば社員の働きがいを高められるのか?
が書いてあるわけです。

 

 

まずは、この仕事をしたおかげで
この報告書に出会えたのはラッキーでした。

 

そして、
働きやすく生産性の高い企業・職場表彰
にエントリー書類を書くのですが
これがまた、厳しい。

 

でも、そこがラッキーなんです。

 

鉛筆が止まるところが
自社に欠けているところである!
という発見が得られるからです。
(私の残業は増えますが)

 

 

おかげで、会社に対して提案書を作ることができました。

 

 

賢明な皆さんは、報告書を読んだら
「そんなのわかってるよ。やるのが大変なんだよ」
と言われるでしょう。

 

その通りです。

 

私は、これを実行して運用し、仕組み化し
将来、この表彰エントリーシートを、スラスラと書いて表彰を受けたいと思います。

 

こうした取り組みをしていることを真摯に学生に伝えると、学生に響くと思いますよ(ニヤリ)

 

ついでに、厚意にしている経営者の手伝いもできたらいいなー。と思います。(ニヤリ。ニヤリ。)

 

 

マーケティングそのもの

昨晩、久しぶりにカンブリア宮殿をみた。
星野リゾートの取り組みが紹介されていた。
2つの学びがあった。

 

1つは
ホスピタリティイノベーター
という星野リゾートの新たな経営方針

 

お客様の声を最重視する企業が多いなか
ニーズを聞くのではなく、地域独自の素晴らしい価値を再発見し、そこから感じたスタッフ自らの「こだわり」として、伝え、感じてもらう。

という取り組みです。

 

考えてみると、これは、マーケティングはリーダーシップである。という、ジェイの教えにあったこと。

 

ハイパワー・マーケティング

 

先の引用を、自社に置き換えて考えてみることに価値があるのでは?
と考えます。

 

 

もう1つは


90年代までは従業員のモチベーションは従業員で管理するもの。現代においては経営者の仕事が従業員のモチベーションをマネジメントすること。

 

という部分

 

こんな話、腐るほど聞いてるよ
と言われそうだが、
周りをみてみると、
まあーできている企業は少ない。

 

有名なアノ企業も
学生に人気のアノ企業も

 

どうすれば、そんな経営者になれるのか?

それは、この本に書いてある。

 

 

この2つをやるだけで差別化できそうですねー。
と思うと同時に

 

・ウチの会社じゃなー
・この業界じゃできない話だし
という言葉が経営者から出てくるものなので

 

それを実践するサラリーマンの価値は飛躍的に上がるだろう
というヒントを最後に終わりたいと思います。